JIS A 1310概要


JIS   

JIS A 1310試験装置概要

JIS

評価項目


連続火災の到達範囲、試験体の脱落状況及びデータ収録システムの記録結果に基づいて、次の項目とする。

1) 熱流束の時系列グラフ
2) 温度の時系列グラフ
3) 熱流束の最大値
4) 温度の最大値
5) 火災の進展状況(写真)
6) 試験中の観察結果
7) 試験後の観察結果(写真)
通気層を含む試験体の場合は、更に次の項目もまとめる。

8) 通気層内部温度の時系列グラフ
9) 通気層内部温度の最大値
10)通気層内の試験後の観察結果(写真)


JIS A 1310試験方法の活用



jis制定の経緯1) 国際的に通用する実用的な外壁燃えひろがり評価試験方法の提示。
   類似火災多発国にも技術助言中。
2) 外壁燃えひろがり評価試験方法の具体的判定基準(暫定)の確立・提案。
   安全な建築外装仕上材及びシステム開発指針としての活用。

JISと対応国際規格との対比表


試験装置

燃焼チャンバーを設けて開口噴出火災を発生させて試験体を加熱する装置構成

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 13785-1 :2002,MOD

ISO規格では加熱によって試験体が溶融する場合、滴下物によってバーナー上部が目詰まりし、
加熱強度が変化するが、JISではその点が改善されている。

関連する外国規格

BS 8414-1, BS 8414-2, MSZ 14800-6, NFPA285, SP105


→諸外国の外壁燃えひろがり試験はこちら



JIS A 1310制定の経緯

    

2011年

建築研究開発コンソーシアム内に「有機系外壁材の燃えひろがり抑制」の勉強会設立(2年計画)
※ 建築研究開発コンソーシアムの研究助成を受けて国際シンポジウム開催&海外の防火試験方法調査実施。
※ 更に研究助成により中規模火災実験による各種材料・工法の火災安全性検討。
※ 成果を都度国内外学会、国際会議に発信。

2013年

上記勉強会終了。
※ 引続きJSA(日本規格協会)の新JIS公募助成テーマに応募し採択される。
※ 並行して建築研究開発コンソーシアム内にJIS原案審議会設立。

2014年

※ 日本工業標準調査会第一部会 建築技術専門委員会の聴聞会説明。
※ パブリックコメント募集。

2015年1月

※ 日本工業標準調査会よりJIS A1310-2015として制定される。

2015年7月

建築研究開発コンソーシアム内で「建築ファサードの燃えひろがり抑制にかかる評価基準案に関する研究会」を設立。
(年末に英語版完成)

2016年12月

日本工業標準調査会に再度応募/採択。

2017年4月
~2018年3月

JIS A1310改正審議委員会

JIS原案改正委員会(建築研究開発コンソーシアム会員主体)

    
▶東京大学:野口教授(委員長)、安藤(幹事); 東京理科大学:小林教授、大宮教授、兼松教授 
 宇都宮大学:藤本准教授; 日本大学:Pareek准教授; 国土交通省住宅局; 総務省消防庁; 日本規格協会標準部

▶日本防火技術者協会:富松(副幹事); 建築研究所:成瀬上席研究員; 国土技術政策総合研究所:吉岡主任研究官 
 建材試験センター:内川総括L; 北海道立総合研究機構:糸毛主査

▶清水建設:森田; 竹中工務店:出口; フジタ:高橋; 淺沼組:河合; ミサワホーム:杉田; 野原産業:尾崎 
 三菱ケミカル:長谷、村木; 日軽金:川端; ソーゴ:遠山、岩渕; JSP:小浦; 越井木材:山口; タケモル工業:横田 
 旭化成建材:青木; ゼオン化成:三木; 高本コーポレーション:高本; ツヅキ:岡田; ベルアソシエイツ:鈴木 
 塩ビ工業・環境協会:高村; 日本建築仕上材工業会:井上; 清水建設:森田; 山形メタル:今井

(順不同、敬称、法人格省略:2017年末時点)   

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